音楽が好きな人ならば、憧れのバンドがいるのではないだろうか。

節操のないぼくは音楽ジャンルごとにヒーローがいたのだが、リアルハードコアヒーローは柏が生んだ「ヌンチャク」だった。

ヌンチャクは90年代後半に KxCxHxC (柏シティ・ハードコア)を掲げ、地元である千葉県柏をフィーチャーした歌詞とハードコアにヒップホップミュージックを混ぜた独特のスタイルで活躍したバンドだ。

ジャパニーズハードコアシーンにはGAUZEやG.I.S.M.など伝説的なバンドが沢山いるがリアルタイムで見れなかったぼくには憧れの存在にまではならなかった。

ヌンチャクが「飽きたから」という理由で突然の解散を発表後、ツインボーカルの一人である向さんが結成したのが「kamome kamome (カモメカモメ)」というバンドだ。最初は元ヌンチャクの向さんが新たなバンドを組んだというだけでライブを見に行っていたが今はヌンチャク関係なくkamome kamomeのファンになっている。

ロックにエモーショナルで中毒性のあるそのサウンドは聴けば聴くほどにはまっていき、kamome kamomeはぼくのハードコアヒーローになった。

今回はそんな彼らの4thアルバム「BEDSIDE DONORS」を紹介していこうと思う。

BEDSIDE DONORS導入動画

アルバムのトップを飾る曲「ナイーブ レターズ」。1曲目からとんでもない曲を持ってくる。叫びとも言えるようなボーカルの掛け合いと kamome kamomeにしか出せない独特のリズムに鳥肌が立つ。

kamome kamomeについて

メンバー

via: kamome kamome公式HP

  • 向 達郎さん(Vo.)
  • 嶌田”MARCY”政司さん(Dr.)
  • 中瀬 賢三さん(Ba.)
  • 白金  史人さん(Gt.)
  • 織田 壮一郎さん(Gt.)

向 達郎さん(Vo.)は伝説のハードコアバンド、ヌンチャクの元ボーカルである。

▼ヌンチャク – マラダイス

嶌田”MARCY”政司さん(Dr.)はOCEAN LANE、中瀬 賢三さん(Ba.)は元SWITCH STYLEとかなり豪華なメンバーで構成されている。

▼OCEAN LANE – Submarine Volcano

 

kamome kamomeの概要

via: New Audiogram

KCHC(柏シティ・ハードコア)の代表格だったヌンチャクの元ヴォーカリストでもある向さんがヌンチャク解散後、2002年初頭に新たに結成したバンドがkamomekamomeである。結成当初は白金さん以外の4人構成であった。

柏市近郊の野外イベントなどに出演し、その強烈無二な楽曲とパフォーマンスで注目を浴びる様になる。

正確かつ変拍子を多用したアクロバティックなリズム隊のカオスな演奏と、ヘビーなリフで攻め立てるツインギターのコンビネーションに独特な言葉選びで作られる歌詞を向さんが叫ぶ。簡単には表現出来ない世界観がkamome kamomeサウンドの特徴であり、聴けば聴くほどにはまっていく中毒性の高い音楽になっている。

もはや彼らにハードコアとかロックとかエモとか、ジャンルなんか関係ないんじゃないかとすら感じる。

BEDSIDE DONORSについて

2013年に発売された4thアルバム。

前作の「HAPPY REBIRTHDAT TO YOU」が最高傑作だと思っていたが、本アルバムのトップを飾る「ナイーブ レターズ」のPVがYoutubeで発表された時にその考えは打ち消された。

ツインボーカルスタイルが板につきとんでもない進化をとげていたサウンドは、前作以上にアグレッシブなスピード感にあふれている。ツインボーカルでオーディエンスをまくしたてる「例え言葉は冷静に」やメロディックにエモーショナルに不安を煽る切ないギターが響く「手を振る人」などライブでフロアが熱狂すること間違い無しのキラーチューンが並んでいる。

そして、独特な言葉選びはそのままに、3.11を経験したことでポジティブに変化した向さんの歌詞はさらに刺さるようになった。

kamome kamomeはやはりぼくのハードコアヒーローだった。

▼収録曲一覧

1曲目 ナイーブ レターズ
2曲目 例え言葉は冷静に
3曲目 頭の中お大事に
4曲目 劇団ノーサンキュー
5曲目
6曲目 切り口揃えて
7曲目 BEDSIDE MANNERS
8曲目 影満ちる先
9曲目 瞬く町
10曲目 手を振る人

▼2曲目 – 「例え言葉は冷静に」

▼10曲目 – 「手を振る人」

 

物販(バンドTシャツ)について

kamome kamomeらしい独特の雰囲気のTシャツが多い。

ライブ会場で販売中だが、最近はライブが少ないのでなかなか手に入らない。ライブへ足をはこんだ際は是非。

kamome kamome オフィシャルサイト

公式HP!ライブ情報をチェック。

リリース情報

次回作制作の為にライブを控えている彼ら。近いうちに何か情報があるのではないかとわくわくしている。

まとめ

ライブに足を運ぶたび、新譜をリリースするたびに期待のはるか上を飛び越えてくれるぼくのハードコアヒーロー kamome kamome 。ヌンチャクという伝説を経て彼らが向かう先がどこなのか楽しみでしかたがない。

ジャンル問わず、皆さんのヒーローも教えてくれると嬉しい。でわでわ。

おまけ。

2015年末のライブを最後に本格的な制作活動のため、ライブ活動を休止していたkamome kamome が2016年の初夏にライヴ活動を再開することを発表したと同時に公開したライブ映像。GARLICBOYSが2014年に開催した”平成ラリー塾スペシャル”のライブで演奏した全ての曲を見ることができる。

是非kamome kamomeのライブを体感して頂きたい。

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