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4月28日にPure Noise Records移籍後第一弾リリースとなる5曲入りEPをリリースしたばかりの「TERROR」。

ハードコア好きはもちろんご存知だと思いますが、ハードコアをあまり聴かない人も名前は知っているかもしれません。結成15年にして数あるアメリカンハードコアの重鎮バンドと肩を並べる存在となった彼ら。

その背景にはメンバー構成の豪華さとハードコアシーンへ与えた大きな影響力、そしてハードコアへ真摯に向き合う姿勢がありました。今回はTERRORの6thアルバム「The 25th Hour」を紹介しながら彼らの魅力を話していこうと思います。

 

「The 25th Hour」導入動画

The 25th Hourから「Blineded by the lights」を紹介します。しょっぱなの独特なドラムのリズムがいきなりテンションを上げてきます。TERRORならではのザクザクと暴れるギターもたまりません。

 

TERRORについて

メンバー

TERRORはメンバーチェンジを経て、5人で結成されています。この5人。ハードコア好きならマジでたまらないメンツなんです。

冒頭で少しふれましたが、まさに若手ハードコアオールスターズというようなこのメンバー構成がTERRORをここまで押し上げた要因のひとつです。

結成時のメンバーも今と負けないくらい凄かったのですが今回は現在のメンバーを紹介していきます。

  • Scott Vogel (Vo.)
  • Martin Stewart (Gt.)
  • Nick Jett (Dr.)
  • Jordan Posner (Gt.)
  • David Wood (Ba.)

では1人ずつ紹介していこうと思います。

 

Scott Vogel (Vo.)

Vo.のスコットはハードコアシーンで有名なあのBuried Aliveのメンバーです。その他にもDespairやSlugfestなどにも在籍しています。

【動画】Buried Alive – Rngraved

 

Martin Stewart (Gt.)

マーティンは暴れん坊将軍の異名を持つLAハードコア・シーン最重要バンドの一つ、Donnybrookで活動しています。その他にもPiece By Piece、Wings, Beer & Sports!でドラムのニックと一緒に活動しています。

【動画】Donnybrook – Down For The Core

 

Nick Jett (Dr.)

ドラムのニック。Piece By Piece、Beer & Sports、Carry Onなどに在籍しています。しかもPiece By Pieceではボーカル、Carry Onではベースを担当しTERRORではDrというとんでもない超人です。

マーティンが在籍するDonnybrookのプロデュースや、数々のハードコアバンドのレコーディングまでこなしてしまうという。いやー、天才っているんですね・・・。

【動画】Carry On – Rethinking

 

Jordan Posner (Gt.)

ギターのジョーダンはカナダ出身のハードコアバンドNO WARNINGで活動しています。これぞNYHCというようなクラシックハードコアスタイルで素晴らしい音をならしています。

【動画】NO WARNING – Ill Blood

 

David Wood (Ba.)

最後はベースのデイヴィッド。アメリカ、ヴァージニア州出身のストレート・エッジバンド、DOWN TO NOTHINGでボーカルを担当しています。親しい人達がドラックでトラブルを起こすのを目の当たりにしてストレート・エッジになる事を決意したそうです。

【動画】DOWN TO NOTHING – Life On The James

どうでしょう?TERRORというバンドの凄さを感じて頂けたでしょうか。ハードコアシーンの第一線で活躍している人ばかり。まさにハードコアオールスターズ!!

正直このメンツはえげつないです。

 

TERROR概要

TERRORの結成は2002年。そうそうたるメンバーのせいか重鎮というイメージもありますが、それほど古いバンドではありません。

アメリカのロサンゼルスで結成されると、それぞれのメンバーの経歴もありすぐに熱狂的なファンがつきました。デモ音源はすぐさま完売し、そのデモ音源のみでアメリカ全土を2度もツアーするという偉業を成し遂げます。

これが話題になり、アルバムリリース前にもかかわらず世界中のアンダーグラウンドシーンにTERRORというバンドの名前が知れ渡りました。

そして、TERRORの存在でざわざわしていたアンダーグラウンドシーンに1stアルバム「Lowest Of The Low」という起爆剤をぶん投げます。

2003年にアメリカのハードコアレーベルBRIDGE NINE Recordsよりリリースされた本アルバムはふつふつとしていたシーンを燃え上がらせました。飾らずストレートなハードコア100%のサウンドを全身全霊でプレイしながら凄まじいパフォーマンスをみせるTERRORのライブにもファンは魅了されました。この結果一気にシーンの最前線へ踊り出ることになります。

彼らの出現でハードコアシーンが活性化した結果、TERRORは数多くのハードコアバンドへ影響を与えていく存在となります。

その中にはなんとAGNOSTIC FRONT、 MADBALL、 SICK OF IT ALLなどの重鎮たちもいます。様々な経験を経てハードコアをアレンジしてきた彼らがTERRORの影響を受けた結果、自らのバンドサウンドを原点回帰させるというとんでもない現象が起きたのです。おかげでこの時期に発売されたハードコアのCDは名盤ばかり。

そしてこんな凄いバンドなのに何回もジャパンツアーをしてくれているのが個人的には嬉しかったり!! いやー、やっぱりライブ行きたいですもんね。

もし今回TERRORに興味を持ってくださった方がいたら、TERRORのドキュメンタリー映像もあるので見てみてください。5thアルバム「Keepers Of The Faith」制作時に撮られたもので、Vo.のスコットが自分の生い立ちやTERRORを結成するまでの歴史を生まれ故郷の色々な場所に訪れながら説明するといった内容になってます。

ハードコアの音楽性から、ハードコアをやる人間=怖いというイメージがありがちですよね。

でも、TERRORのメンバーはステージをおりれば気のいいお兄ちゃんだったりします。ステージでの暴れっぷりはハードコアという音楽にきちんと向きあっている結果なのです。このドキュメンタリーのレコーディング風景からもハードコア愛を感じてもらえると思います。

ハードコアのイメージがちょっと変わるかもしれませんよ。

日本語字幕は無いですけどね・・・。

【動画】TERROR – ドキュメンタリー映像

 

The 25th Hourの紹介

The 25th Hourは2015年にリリースされた6枚目のアルバムです。前作の「Live By The Code」で見事に原点回帰したハードコアサウンドをさら進化させています。なのでメタル要素も少なめです。

今までのアルバムの中で一番ニューヨークハードコア色が強いのではないかと思うくらい素晴らしいアルバムです。6枚目のアルバムでなお、ここまで純度の高いハードコアをならし続けるTERRORの凄さ・・・。

今回も何曲か紹介していこうと思います。

Bad Signs

オールドスクールなミドルテンポから一気に加速する疾走感がたまらない曲です。MVを見てもらえれば分かりますがライブ会場はとんでもないことになります。

 

Life Goes On

本アルバムの中でもメロディアスなギターリフが特徴的な1曲です。

 

Deep Rooted

シンガロングをまじえながら創られるオールドスクールハードコア。MVではTERRORが共演した世界のハードコアバンドが紹介されています。

日本からはFC FiVE先輩です!!

▼収録曲一覧

1. The 25th Hour
2. No Time For Fools
3. Bad Signs
4. Feed The Rats
5. The Solution
6. Blinded By The Lights
7. Trust No Face
8. Why?
9. Mind At War
10. Set The Trap
11. Sick And Tired
12. Life Goes On
13. Both Of You
14. Deep Rooted

 

物販(バンドTシャツ)

TERRORのバンドTシャツはFIRST TO FIGHTさんなどで購入することができます。ぼくは1枚目のHARD CORE TRUE BELIEVER  を愛用しています(笑)

 

TERROR公式サイト

TERRORオフィシャルホームページはこちら
TERROR 公式twitterはこちら

 

リリース情報

冒頭でも書きましたが、2017年4月28日にPure Noise Records移籍後第一弾リリースとなる5曲入りEP「THE WALLS WILL FALL」をリリース。

ドラムのニックがレコーディングとミックスを担当。ここでもニックの超人ぶりが存分に発揮されています。

オリジナル4曲に加え、MADBALLの「Step To You」のカバーが収録されているので必聴です。

【動画】 TERROR – No Love Lost

 

まとめ

今回は若手ハードコアオールスターズで結成されたTERRORを紹介してきました。

アメリカハードコアシーンの最前線を走るだけでなく重鎮を動かしてしまう程の影響力を持つようになった彼らの背景にはメンバーの豪華さ、シーンに与えた影響力、そしてハードコアという音楽に対する愛がありました。

間違いなく2000年代の最重要ハードコアバンドだと思います。

TERROR。気に入って貰えたら嬉しいです。そして、早く!早く来日して欲しいよ!!

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