MY CD DATABASE のHARDCOREカテゴリー1発目。
迷いに迷った結果「JUDGE(ジャッジ)」にしました。GORILLA BISCUITS(ゴリラビスケッツ)と凄く迷いましたが、今回はJUDGEで行きたいと思います。

HARDCOREという世界に居場所を見つけ、いじめられっ子からNEW YORK HARDCORE界の伝説になってしまった繊細な男。マイク・ジャッジ率いるJUDGEの歴史的名盤「BRINGIN’ IT DOWN」を紹介していきます。

NEW YORK HARDCOREシーンの中で最もバイオレンスな存在と称えられた彼らの音楽を体験してみてください。

BRINGIN’ IT DOWN 導入動画

アルバムのタイトルチューンとなっている「BRINGIN’ IT DOWN」という曲を紹介します。メタリックにザクザクと刻むギターとドラッグやアルコールにまみれたシーンへ対する怒りの咆哮。破壊的サウンドになっています。

JUDGE について

 BRINGIN’ IT DOWN どうでしたでしょうか。ここからはJUDGEというバンドについて話をしていこうと思います。それでは、NEW YORK HARDCOREの世界に足を踏み入れていきましょう。

メンバー

via: The Vinyl Factory

JUDGEはMIKE JUDGE (Vo)、JOHN PORCELL (Gt)の2人のプロジェクトとして始動しました。後に、JIMMY YU(Ba)、LUKE ABBEY(Dr)が参加し正式なバンド形態となっています。 写真でマイクを握っているのがMIKE JUDGE。いかついです・・・。 本当にいじめられっ子だったのでしょうか(笑)

JUDGEの歴史について

JUDGEは1987年にNEW YORKで結成されました。ジャンルとしては、STRAIGHT EDGE(ストレートエッジ) HARDCOREとなります。JUDGEの話をする前にSTRAIGHT EDGEとはなんぞやというところを簡単に話そうと思います。

STRAIGHT EDGEとは「喫煙しない」「麻薬を使用しない」「アルコールを摂取しない」「快楽目的のみのセックスをしない」が基本の考え方となり、加えて禁カフェインやベジタリアンという要素も存在します。

反体制からスタートしたはずのパンクロックが「セックス、ドラッグ、ロックンロール」の世界に染まっていたことに苛立ちを覚えたバンド達がこのような形でシーンの改革を進めていったのです。

しかし、悲しいかなSTRAIGHT EDGEという考え方が広がっていくにつれ「酒や麻薬やってるやつはぶっ殺す」というような狂信的で暴力的なムーブメントに発展していってしまいました。
提唱したバンドの意思とは関係なく一人歩きしたのです。

また、STRAIGHT EDGEのシンボルはバツ印(×)です。これは、自らの手の甲にバツ印(×)を書いくことで「酒なんか必要ない」と宣言したことから始まったと言われています。

さて、STRAIGHT EDGEの紹介も終わったのでJUDGEの話に戻そうと思います。
JUDGEの盟友である、 NEW YORK STRAIGHT EDGEの代表格であったYOUTH OF TODAY がメンバー間の問題や、STRAIGHT EDGEに対する世間からの誹謗中傷により解散してしまいました。

これをきっかけにJUDGEはYOUTH OF TODAYの敵を討つかのような威圧的なステージを繰り広げていくことになります。あえてダークで暗い歌詞を書き、STRAIGHT EDGEの考え方を高圧的に叫んでいきました。STRAIGHT EDGEの上をいく「HARD EDGE」として認識され、そんな彼らの噂は瞬く間に広がっていきました。

しかし、STRAIGHT EDGEは狂信的で暴力的なムーブメントに発展していってしまいました。暴力を推奨していた訳でもないのに、JUDGEはその代表格としてどんどん一人歩きしていきます。当初、NEW YORKのSTRAIGHT EDGEバンド達は前向きで健全な意味を込めてSTRAIGHT EDGEという考え方を発信していました。もちろんJUDGEの理想もそこにあったのです。しかし現実は・・・。

そんなギャップに苦しんだJUDGEは1991年に活動を終了してしまいます。結成からたった4年の出来事でした。いじめられっ子だったMIKE JUDGEはSTRAIGHT EDGE HARDCOREの世界に居場所を見つけました。そして、意図しない方向でカリスマとなってしまったことに苦しみHARDCOREの世界から離れていってしまいました。

その後、MIKE JUDGEはMIKE JUDGE & OLD SMOKEというアコースティックプロジェクトを発足し「Sights…」というアルバムを93年にリリースしました。今までのHARDCOREのイメージとはかけ離れたサウンドを奏でました。

そして、そのままMIKE JUDGEは音楽業界から姿を消しました。しかし当時の盟友達から声をかけられたことをきっかけに2013年にJUDGEを再結成。もう一度STRAIGHT EDGE HARDCOREの世界に戻ってきました。どれだけ苦しんでも彼の居場所はやっぱりここだったのですね。

JUDGEの音楽について

JUDGEがここまで支持を得た理由の一つとして、その音楽性があります。JUDGEはハードコアの基盤を崩すことなく重厚なメタルリフとモッシュパートを導入することで、HARDCOREをさらに重厚なものへと押し上げました。後のHARDCOREシーンに与えた影響は計り知れません。

ここまで読んで頂いたところで、MIKE JUDGEの叫びと彼らが作ったHARDCOREサウンドを再度体感してみてください。

BRINGIN’ IT DOWNについて

1989年作の歴史的名盤(フルアルバム)です。

1曲目 Take Me Away
2曲目 Bringin’ It Down
3曲目 Hold Me Back
4曲目 Give It Up
5曲目 The Storm
6曲目 Hear Me
7曲目 Like You
8曲目 I’ve Lost…
9曲目 Where It Went

 

物販情報(バンドTシャツ)

JUDGEのTシャツは結構通販で販売してるんですよね。EXTREME PUNK CLOTHING で売っているTシャツを紹介します。1枚目とかモロSTRAIGHT EDGEでむちゃくちゃカッコイイ!

ライブ情報

2017年はアメリカでTOURを行っているみたいですね。来日しないかな。

まとめ

今回はNEW YORK STRAIGHT EDGE HARDCOREの生きる伝説、JUDGEを紹介しました。HARDCOREという音楽シーンと共に生きるMIKE JUDGE。現在進行形で前向きに理想を叫び続ける彼の生きざまに注目してみてください。ではまた遊びに来てくれると嬉しいです。またね。

おまけ。

HARDCOREといえばやっぱりライブ。JUDGEのライブ動画をのせておきます。熱狂的です。

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