今回は、伝えたい思いが題名に全て詰まっています。

高橋 瞳さんはもっと絶賛されるべきだと心から思うのですよね。こんな素晴らしい表現力のある歌声を持った女性アーティストはなかなか居ないのではないかと思っています。

今回紹介する、彼女の3rdアルバム「PICORINPIN」は、1st、2ndアルバムよりも色濃く彼女のスタイルや音楽への愛がぎっしり詰まっており、今の活動にも繋がっていくアルバムとなっています。

最後まで読んでくれない方もいるかもしれないので、冒頭でこれだけは言っておきたい。

「高橋 瞳さんをアニメの方だと思っていると痛い目をみますよ!(でも、アニメは大好きです!)」

 

「PICORINPIN」導入動画

PICORIPINの導入動画として「プールサイド」を紹介します。

本曲は、謎多きキーボードアーティストであるH ZETT M さん(侍JAZZバンド PE’Zのピアニストや東京事変の鍵盤担当で活躍)とのコラボレーション曲です。イントロから響く弾けるようなキーボードにのる高橋 瞳さんの歌声は、聴いていてとても心地よく癖になります。 PVも勢いがあってカッコイイ。

 

高橋 瞳さんについて

2004年に開催されたSony Music Auditionにて、147cmの小さな身体から発せられる圧倒的な声量とパフォーマンスで注目を浴び、全国約2万人の中からファイナリストに選ばれてメジャーデビューを果たしました。デビュー当時はその身長とショートカットのイメージから少年のようなイメージでした。

 

アニメソングとの関係

2005年にリリースされたデビュー作「僕たちの行方」が初登場1位を獲得。平成生まれの歌手が初めて首位に輝いた事で当時大きな話題となりました。本曲が「機動戦士ガンダムSEED DESTINY」の主題歌に採用さたこともあり、その後も「BLOOD+」の「青空のナミダ」や「銀魂」の「キャンディ・ライン」など数々のアニメの主題歌を担当していきました。

実はアニメだけじゃなく、映画、ドラマ、テレビ番組などの主題歌もたくさん担当しているのですが、高橋 瞳さんの名前を聴いて出てくるイメージはアニメソングという方も多いかもしれません。このような状況もあり、1st、2ndアルバムに収録されている曲はタイアップ曲が大半をしめています。

 

活動の転機

2009年にリリースされたBEAT CRUSADERSとのタッグシングル「ウォーアイニー」が高橋 瞳さんの転機になっているのかなと思います。

20才を迎えるにあたり活動を続けることへの焦燥感や窮屈さ、歌う意味などに悩んでいる時、BEAT CRUSADERSの音楽への向き合い方に大きな影響を受けたとインタビューで話していました。BEAT CRUSADERSのような凄いバンドでも音楽への悩みやネガティブな感情を抱えながら活動しているのに自分は何をやっているんだと前を向くようになったそうです。

その後、自分の声をもっと活かせる方法の模索や、制作への積極的な参加などを行った結果、ウォーアイニー以降にリリースされた全ての曲は、彼女自身が音楽と向き合って創り上げた事がはっきりと伝わってくる素晴らしい曲ばかりでした。音楽と向き合う過程で彼女が見つけ出した答えは、音楽は自分の生活の上に成り立っている(自分という存在のバックボーンが音楽を生む)のだから、自分の声を武器に「その瞬間にやりたいことを、素直に表現する」という事。

ぼくはこれを聞いて、自分という存在を信じる事に近いのかなと感じました。

3rdアルバムだけ顕著にロックサウンドが表現されている事は、もともとBEAT CRUSADERS、GO!GO!7188、SHAKALABBITS、ELLEGARDEN、ガガガSPなどのロック・パンクミュージックが好きだった彼女にとって必然だったのかもしれません。そして、このスタイルは彼女の今の活動にも繋がっていくことになります。

 

現在の活動
WUJA BIN BIN (画像 右下が現在の高橋 瞳さんです)

現在は「WUJA BIN BIN(ウジャビンビン)」というバンドでボーカルをされています。WUJA BIN BINはウォーアイニーでタッグを組んだBEAT CRUSADERSの元メンバー、ケイタイモさんを中心に結成された、13人編成ジャズロックオルタナプログレ吹奏楽団です。このバンド、実はメンバーが物凄い。

WUJA BIN BINだけでそのうち記事を書きたいと思っているので、そこまで詳しくは記載しませんが、元BEAT CRUSADERSのケイタイモさんを筆頭に、scafull king、在日ファンクのメンバーなど、業界の最前線で活躍されている方々ばかりです。3rdアルバムで見つけたスタイルはこの活動に繋がっていきました。高橋 瞳さんの今後にも目が離せません。

2017年3月に3rdアルバム「THE BEST PLANET EVER」をリリースしたばかりです。

WUKA BIN BIN 公式Twitterはこちら

▼WUJA BIN BIN – 3rd Album 「THE BEST PLANET EVER」Trailer

 

PICORINPINについて

PICORINPINは2011年にリリースされた高橋 瞳さんの3rdアルバムです。BEAT CRUSADERSのヒダカトオル、chara、KojiNakamura(スーパーカー)、ROLLY、H ZETT Mなど超豪華なアーティストをプロデューサーに迎えて作成されています。また、全曲の作詞は高橋瞳さんが「Hitomi Hitomitti」名義で担当しています。

1st、2ndを聴いていた方からすると音楽性の変化にびっくりするかもしれませんが、最初から最後までアニメ歌手でない「アーティスト 高橋 瞳」らしさの詰まった素晴らしいアルバムになっています。1st、2ndも好きな曲はありますが、3rdはずば抜けてカッコイイです。

今までの活動の結果、生み出された世間の自分に対するイメージと、それに答えなきゃという悩みの中で、これまでの活動を一度まっさらにする勇気を持って作成活動を行った強さ。そして、その中で彼女自身の「好き」を原動力に、豪華プロデューサー陣を巻き込んで創り上げた音楽達。

その結果生まれたロックを愛する歌手としての個性。本当に、素晴らしいアルバムです。歌っている姿も楽しそう

 

1曲目「Fire Ball」

charaさんをプロデューサーに迎えて作成された本曲。今まであまりなかった女性的な曲です。

編曲に田渕ひさ子さん(ex.ナンバーガール、BLOODTHIRSTY BUTCHERS)が参加し、ドラムは小松正宏さん(ex.BLOODTHIRSTY BUTCHERS)、ベースが中尾憲太郎さん(ex.ナンバーガール)という好きな人にはたまらないメンバーとなっています。向さんがいれば!!ってちょっと思ってしまいます。

 

5曲目「恋するピエロッティ (修学旅行 Ver.)」

作曲・編曲にROLLYさんが参加した本曲。キャッチーな掛け声が特徴なロックンロールナンバーです。アルバムの中でも高橋 瞳さんの歌声が一番のびやかに表現されている曲に感じます。

 

8曲目「ジレンマ」

作曲・編曲にBEAT CRUSADERSのヒダカトオルさんが参加している本曲は、アルバムの中で一番等身大のように感じられる歌詞が印象的です。個人的にアルバムで一番好きな曲かもしれません。

 

▼収録曲一覧

1. Fire Ball
2. MUSIC
3. walkin’
4. Le Theatre du Grand-Guignol
5. 恋するピエロッティ (修学旅行 Ver.)
6. プールサイド
7. ウォーアイニー
8. ジレンマ
9. neon sign
10. お天気雨

 

高橋 瞳さん オフィシャルサイト

オフィシャルページはこちら

オフィシャルTwitterはこちら

 

まとめ

今回は高橋 瞳さんを紹介してきました。ずっと、ずっっっっと思っていたのです。この方はもっと絶賛されるべきアーティストだって。

この気持ちを表に出せて良かったです。

確かにデビュー後~2ndアルバムくらいまではアニメというイメージが強かったかもしれません。でも、彼女の「好き」が詰まった3rdアルバムには、アーティスト 高橋 瞳の尖った個性が溢れています。もちろん豪華なプロデューサーの方々の力も大きかったとは思いますが、それを形にしたのは間違いなく彼女の才能であり悩みながら見つけた出した答えによるものです。ロック歌手として羽ばたくきっかけとなった本アルバムを是非聴いてみてください。

WUJA BIN BIN応援しています!

 

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